転倒転落防止の看護計画

2011年09月12日

転倒転落防止の看護計画

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看護計画を立案する時には、その患者さんの「個別性」を最大限に盛り込んだ計画にしなくてはなりません。

これは転倒転落事故を防止するための看護計画においても全く同じです。

標準看護計画には「巡視の強化」「トイレ誘導」「離床センサーの使用」など、誰にでも当てはまりそうなことが挙がっていますが、これらの項目をより細かく設定し直す必要がありますひらめき

「巡視の強化→何分おきに訪床するのか。昼間と消灯後で巡視の間隔を変えるのか。」

「トイレ誘導→何時間おきに声掛けするのか。」

「離床センサーの使用→昼も夜もONにするのか。」


…など、その患者さんに合わせた方法を考え、患者さんの状態が変化していくことに合わせて、看護計画の見直しも行います。(アセスメント計画の修正ですね

こんなことを改めて書きましたが、臨床の看護師さん達はきっと

「そんなこととっくにやってるよー(長音記号2)それでも、防ぎきれないのが転倒転落事故なんですっダッシュ(走り出すさま)

と思うでしょう。

私だってそう思って働いていましたダッシュ(走り出すさま)

転倒転落事故をどのようにすればなくすことができるのか、何度も詰所内で話し合いもしてきました。

何度カンファレンスを開いたところで、また新たな転倒・転落事故が起こる…。

そこで一度、病棟内で転倒した患者さんのデータを集めて、事故に至った経緯について分析してみたことがあります。

というか師長さんにやらされたのですがバッド(下向き矢印)(笑)

私はその時たまたま病棟内の事故防止係のような役割にあたっていたので。

細かい状況を書きだして整理していくと、これまでに病棟内で起きた転倒・転落事故に共通するある事を発見しましたひらめき

それは、転倒した患者さんの多くは

「入院後1週間以上経過している」

「(検査や手術などで)安静度が変化した直後ではなく、1週間ほど経過している」

という事です。

もちろん、転倒した患者さんには高齢である・貧血・持続点滴中・化学療法中など、他にも転倒につながりそうな要素はたくさんありました。

でも、いかにも転倒しそうな特徴を持つ患者さんたちも、入院してすぐには転倒していないんですねひらめき

これはちょっと意外でした…。

この結果から浮き彫りになったことは

「転倒・転落の危険性が高い患者さんから、看護師のマークが薄れ始めた頃に転倒する」
という事。

つまり、看護師たちがハイリスクの患者さんに慣れ、危機感が薄れることが、転倒転落事故発生に大きく関与しているというワケです。

確かに…。

夜勤入りで申し送りを聞くとき、日勤のリーダーから

「今日入院してきた人、すごい転倒しそう…。気を付けてexclamation×2

と言われたら、やっぱり夜勤メンバー全員その患者さんをマークします。

手術後の安静解除後、まだ傷の痛みや持続点滴が続いている患者さんのところには、こちらから声をかけてトイレに誘導します。

でも、歩行状態が安定してくると…というか、安定しているとこちらが判断すると、やっぱり危機感は薄くなります。

そしてまた新たな要注意患者さんに気をとられる…。(そして転倒する)

入退院や、患者さんの状態が変わりやすい急性期病棟の場合、似たようなことが起きているのではないでしょうかexclamation&question

いくら看護計画を立案していても患者さんはじっとしているわけではないので、その通りに行かないこともありますし。

これが明らかになってから、引き継ぎの時に転倒転落のリスクが高い患者さんの名前を読み上げて、再度みんなで気合を入れ直していたこともありました(笑)

でも、やっぱり名前を読み上げること自体にも慣れていく看護師たち…(私も含めてですが)。

まるでイタチごっこですが、「慣れ」が転倒転落事故を引き起こしている部分もあることに気づいただけでも前進した…はずですふらふら

転倒転落事故以外の事故全てに当てはまる事ですが、自分の中のちょっとした気の緩みを自覚した時は、緊張のねじを巻きなおしましょうパンチ

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posted by 看護師ミキ at 06:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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