採血のコツ

2011年09月17日

採血のコツ

私が希望の病院で働けたオススメの転職サイトはこちらぴかぴか(新しい)

採血の時の血管の選択や、採血後の検体の取扱い方法に関する注意点はすでにお話しました。

今回は採血の手技の中でも特に「痛くない採血をするためのコツ」についてのアドバイスです。

基礎看護技術の教科書や参考書の採血の時の準備物品や手順についての説明がたくさん載っていると思います。

一般的に使用される針の太さから翼状針、真空採血管の使用法などについてももちろん書かれているはずです。

だからここではあえて注射針などの話には触れません。

私は採血中の患者さんの痛みを最小限に抑える為には「針の固定」が一番重要だと考えています。

穿刺時から抜針するまでの間、この「針の固定」を意識しているだけで、

「今日の採血は痛くなかったexclamation×2

と言ってもらえる確率がかなり上がりました。

皆さんもぜひ、次の事に注意しながら採血をするようにしてみてください。

@穿刺時

採血は皮膚を貫いて血管に針先を到達させて行うため、採血をする時に完全に痛みを感じないようにするという事はやはり無理かもしれません。

それでも、針が一発でプスッと血管に入った時はあまり痛みは感じません。

刺した時に患者さんが強い痛みを感じるのなら、それは

「穿刺する時に迷いがあって、針先がぐらぐらしていたー(長音記号1)

ということが考えられます。

痛みは針先が動くことで血管壁を刺激することで起こるのです。

だから穿刺時の痛みを最小限にするためには

「皮膚の伸展を十分にして、穿刺する血管まで一緒に固定する。」

ということがカギになってきますひらめき

皮膚を伸展させることで、皮膚血管をずれないようにするというイメージです。

駆血帯で腕を縛ると血管が浮き出て、目で見たり指で触れたりできますが、見えているのは所詮皮膚ですよねexclamation&question

だからその皮膚の浮き出ているところにそのまま刺したからといって、100%血管にプスっと刺さるわけではありません。

まだ若くて皮膚に弾力があって血管が柔らかい患者さんの場合ならまだしも、加齢現象による皮膚の乾燥などで穿刺部位がしわしわグヨグヨとしている場合、目星を付けていた場所の下にちょうど血管がないことがあるのです。

また血管が走行していたとしても、加齢現象などによる血管の硬化のせいで血管がつるんと逃げてしまう事もあります。

針先が的確に血管に命中するところをイメージしながら、皮膚血管をぐっと伸ばして穿刺しましょう。

A採血中

患者さんが採血中に強い痛みを感じるのは具体的にはどんな時なのかexclamation&question

そう、針先が血管から外れて皮下出血した時ですねあせあせ(飛び散る汗)

実は穿刺する瞬間よりも、皮下出血を起こした時の方が強い痛みを感じます。

こうなると穿刺中から刺入部が腫れてくるのですぐにわかると思いますふらふら

当然のことながら針先が血管内に入っていないので、注射器の内筒を引いても血液は出てこないはずです。

このような事態を避けるためにも、「固定」が重要となってきます。

まだ採血の手技が安定していない新人看護師に多く見られる失敗は、

「穿刺する時の皮膚と血管の伸展・固定は出来ていても、採血中の針の固定が甘い為にどんどん針の位置がずれてくる」

という事。

注射器の内筒を引くことに必死になり過ぎて、注射器を持つ手が動いてしまうために固定が甘くなるようです。

内筒を引く必要がない真空採血管の場合でも同じで、スピッツを差し込んでは交換して…ということに気を取られて、ホルダーを持つ手が動いてしまう。

(その結果針も動くので血管から針先が外れる)

新人の頃は誰でも、採血をするという事自体にプレッシャーを感じるので無理もないのですが…。

手順が自然に頭に入ったら、次は注射器(真空採血管も同様)を動かさないように意識してみましょう。

もっと慣れてくると注射器を固定している方の手の指を駆使して、採血中も皮膚にテンションをかけたままでいられるようになりますexclamation

こうすれば痛みも最小限で、採血中に皮下出血を起こすことは少なくなります。

「一度とらえた血管は絶対に逃さないexclamation

これを自分に言い聞かせましょう(笑)

針を持つ時には一回ずつ緊張を高めて下さい。

手技には慣れが必要ですが、気持ちの面での慣れは本当に危険です。

補足ですが…

皮膚をしっかり伸展してプスッとさしたはずなのに、患者さんが強い痛みを訴えた時は「」に針があたってしまったのかもしれませんがく〜(落胆した顔)

看護師が行う採血は「静脈採血」の為、静脈血管内での血流防止のためにある「」を突いてしまう可能性があります。

こういう時は慌てずに一度抜針しましょう。

あと何年にもわたり採血を受けている患者さんの場合、皮膚がぷくっと盛り上がって「コブ」が出来ていることがあります。

同じようなところから何度も採血されることで皮膚も血管も肥厚してくるんですね。

この「コブ」に針を刺すのは絶対にやめましょう。

とっても痛いそうです。

きっと患者さんが「そこには刺さないであせあせ(飛び散る汗)と言ってくれると思いますが…。

あと万が一針先が血管から外れた時は、あまり長時間(この場合1分でもかなり長時間にあたると思います)ぐりぐりと血管を探そうとするのもNGです。

上手く血管を捉えなおすこともできる場合もありますが、仕切り直した方がいい場合も多々あります。

患者さんは痛い思いをするし、看護師は焦るし…ー(長音記号2)

ぐりぐりした看護師の事って、患者さんは結構いつまでも覚えていますよ、本当に(笑)

そりゃ仕方がないですよ、自分の事に置き換えて考えてみれば…。

私が希望の病院で働けたオススメの転職サイトはこちらぴかぴか(新しい)


posted by 看護師ミキ at 05:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。