急変の対応

2011年09月18日

急変の対応

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看護学生時代には、急変の対応重症患者の看護で病棟内を駆け回る看護師の姿にあこがれるかもしれません病院

新人看護師として配属された直後も、そんな先輩たちに憧れて

「自分も早くあんな風に動けるようになりたい…ー(長音記号2)

と思うはず…。

ところが夜勤の一人立ちをした頃から徐々に、「急変」がとんでもなく恐ろしいものに変わってきますたらーっ(汗)

急変した患者さんを目の前にして、手も足も出ない無力な自分…がく〜(落胆した顔)

初めてリアリティショックを味わうでしょう。

今回は「急変時の対応」についてのお話です。

教科書や参考書には急変時の看護についてたくさん載っていますよねexclamation&question

どんな原因が考えられる、こんな症状にこんな薬品や物品を使う、物品はどのようにして取り扱うのか…など。

でも一度もその状況に立たされていない状態でそれを読んでも、あまりピンとこないと思います。

知識として知っておくことは大切な事ですが、教科書は急変にあたった後の復習に使うのが効果的だと私は思います。

そのためここではあえて教科書に載っていそうな事には触れません。

その代りに「新人でもできる急変時の対応」についてお話します。

@報告・連絡

病棟看護師は患者さんに接する時間が一番長い職種です。

そのため医師よりもずっと、「急変の第一発見者」になる可能性が高くなります右斜め上

昼間でも夜中でも、患者さんの異変に気づいたらすぐに先輩に報告してください。

一人でもできることもありますが、それよりも仲間に緊急事態が起きたことを知らせることが先決ですダッシュ(走り出すさま)

報告はナースコールかPHSを使用します。

意識レベルが明らかにダウンしているような時、決してその場を離れてはいけません。

「○○さんの様子がおかしいのですぐに○○号室に来て下さい。」

と言いましょう。

そして先輩が駆けつけた時にこう言われるかもしれません。

「主治医呼んでexclamation

こう指示されたらすぐに電話しましょう。

その場で先輩がPHSで医師を呼ぶかもしれませんが、先生が来るまでの間にやるべきこともあるので連絡係をお願いされるかもしれません。

細かいことまで全部説明しようとするのではなく、

「急変したからすぐに来て欲しい」

という事だけシンプルに伝えましょう。

主治医が到着するまでの間、病棟内で医師を見つけたら応援要請しましょう。

ほとんどの場合騒ぎを聞きつけた先生達は呼ばなくても病室まで飛んできてくれますが…。

そして主治医を呼んだりしている間もないほどの急変(例えば発見時既に心肺停止状態など)の時は

「CPRコール押してきてexclamation×2

と言われると思います。

これを押すと院内の救急部のチームのほか、館内にいる医師全員のPHSに一斉に呼び出しが入ります。

そのためCPRコールを押すことを躊躇してしまうスタッフがいることが一時問題となりましたふらふら

でも、救急部からはいつも「迷ったら押すexclamationと言われていました。

このような事態も想定して、CPRコールボタンの位置をいつも意識しておきましょう。

A状況の観察・確認・記録

患者さんの異変に気付いたらすぐに時刻の確認をします。

発見時から何分経過してから処置が始まったのかがとても重要になります。

またカルテ記載する時に状況を時系列で整理して書くので時間は絶対に必要です。

カルテに書かれた文章はは法的な意味を持つものとなるため、後から万が一トラブルが起きた時、こちらが適切な対応をしていたことを示す証拠になります。

発見時の状態や時刻は、客観的な事実だけを書くようにして下さい。

バタバタしながらカルテを書く事は出来ないので、メモなどに時間やその時のバイタルサイン施行された処置などを書いていきます。

あと、患者さんの観察をしたり気道確保をする時には手袋を付けて下さい。

慌てて血液や吐物などを素手で触らないようにしましょうexclamation

Bショック体位

気道確保ができたらショック体位にしましょう。

頭もとを下げて足もとをギャッジアップします。

丸めた布団や枕を足の下にかませても良いでしょう。

もし患者さんがベッドではなく床で意識を失ったりしていた場合は、まずはベッドに移す必要があります。

シーツやバスタオルを敷いて持ちあげましょう。

もちろん一人では無理なので、仲間が到着したら協力して行います。

Bスペースを作る

患者さんのベッドの頭もとの柵を外します。

左右の柵ではなく、頭の上の柵ですexclamation

医師は気管内挿管するときに患者さんの頭もとに立つので、ベッドの頭もとの柵をとっておく必要があるのです。

いざという時にはずし方がわからなかったら大慌てですあせあせ(飛び散る汗)

日頃からどこにレバーがあって、どうしたら外れるかという事を確認しておきましょう。

同時進行で、処置をする為の十分なスペースの確保をします。

ME機器の他複数のスタッフが部屋に入り込んで処置をするので、患者さんの生活用品や衣類などが椅子やオーバーベッドテーブルに置いてあると邪魔になります。

使わないものは部屋の隅によけたり一時的に部屋の前に出すこともあります。

C体をつかう仕事 

先生の指示を聞いて薬品を用意しながら処置の介助をして…という事は、初めの頃は上手く出来ないと思います。

かえって直接介助をする人が複数いると間違いが起こりやすくなることもあります。

だからと言って「新人の出番は無しexclamation」というわけではありません。

知識や経験では先輩に追いつくことができなくても、体をつかう仕事をどんどん引き受けましょう。

救急カート・心電図モニターを持ってくる、吸引瓶設置、持続的酸素投与の開始、緊急血液検査の検体を検査科に運ぶ、ストックが切れた薬品を薬局に取りに行く…

少し思いつくくらいでもこんなにもあります。

あと、急変時によく起こるのが「物品の不足」です。

先輩に持ってくるように言われたモノの在庫がなければ、他病棟に借りに行きましょう。

病棟を離れる時は絶対に誰かには一声かけてから出ていくようにしましょうexclamation

出来る事なら先輩の動きをじーっと見ていたいところですが、まずは自分も動くexclamation

新人といえども自分もメンバーの1人という事を忘れずにいて下さい。

D他の患者さんの対応

一人の患者さんが急変したとしても、その他の患者さんの対応はこれまでと同様に行う必要があります。

自分の担当している患者さんの看護はもちろん、急変の患者さんの対応にあたっている先輩が担当していた患者さんの処置点滴更新などが予定通り終了しているか確認しましょう。

もしまだだったとしたら、ほかのメンバーと相談して振り分けます。

E後片付け

急変したらものすごい量のごみが出ますどんっ(衝撃)

ディスポーザブルの物品の残骸、山盛りになった薬品の空アンプル、使用済注射器・針…。

生理整頓出来ていなかったら、針刺し事故を起こしてしまう危険性も高くなります。

床に針が落ちていないかも確認して掃除しましょう。

片付けの際の注意と言えばやはり「空アンプル・バイアルの処理」方法です。

使い終えたからと言ってすぐに捨ててしまってはいけません。

記録上に書いた使用本数使用後のビン類の本数が一致しているのか照合することがあるので、膿盆ごとよけておきましょう。

筋弛緩剤麻薬となると、空の容器を薬局に返納することが義務付けられていますひらめき

もしも捨ててしまったら…ごみをあさって探し出さなくてはなりませんあせあせ(飛び散る汗)

それでもなかったら、都道府県知事に報告・保健所の立ち入り調査の運命です…バッド(下向き矢印)

患者さんが落ち着いてきたことにホッとして片付けしたけれど、大切なものまで捨ててしまった、という事にならないようにしましょう。

あと、病棟においてある抜糸尖頭などの物品は定数が決まっているので急変のどさくさで紛失してしまわないように気をつけましょう手(パー)

どうですかexclamation&question

新人でもこんなにもできることがあるなんて、ちょっと意外でしょexclamation&question

先輩のようには動けないかもしれませんが、初めはあたり前です。

それよりも自分にできることをしながら関わろうとする姿勢が大切です。

一人前に外周りができるようになったころにはきっと先輩に、

「直接介助、やってみるexclamation&question

と言ってもらえるはず…。

その時に

「はい、やってみますexclamation

と答えられるように、テキストでの予習・復習をしっかりとしておきましょう

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posted by 看護師ミキ at 10:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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