
看護師が転職を考えるきっかけは、離職理由と一致している場合がほとんどです。
つまり「妊娠・出産・結婚」の3つ。
これ以外の転職理由としては、職場環境に対する不満を挙げる事ができます。
その内容は、夜勤や超過勤務、有給消化率の低さ、ボーナスの安さなどのハード面以外に、スタッフ同士の人間関係の悩みなどとなります

どんな職種であっても働く上でストレスや不満から転職をする人はたくさんいますが、資格を持っているぶん、わりと楽観的に転職を考える人の数が多いというのが看護師の特徴ということができます

もちろん初めて離職・転職する時はとても悩みますし、不安もいっぱいかもしれません

でも多くの看護師は、一度離職・転職を経験するとすぐにヘッチャラになってしまうようです(笑)

確かに新しい職場ではまた一からやり直しですが、
「看護師としてのキャリア」
は職場は変わろうと積み上げられていくという事を実感できるからです

何十年間も同じ職場で看護師の仕事を続けていくには、かなりの忍耐力が要ります

でも、意外と何十年間も同じ病院内で働いている方がいろんな面で楽になっていくんですよ…

慣れるまではそれなりの苦労もありますし、その間に結婚・妊娠・出産・育児を乗り越える事は体力的にも精神的にも並大抵ではありません

でも同じところで働いていると、周りの人がだんだん自分に対して気を遣ってくれるようになっていきます(笑)
つまり…考え方を変えれば、間違っていても誰も注意してくれなくなるという風にも考えられます。
これを読んで気を悪くする方もいるかもしれませんが、この図式は何も看護師に限ったことではありませんよね

会社でも、上に行けばいくほど孤独になるとも言うくらいですし…。
一方、自分の都合に合わせて何度も職場を変わっているという看護師…。
ずっと同じ所で働いている看護師からすれば、
「どこ行っても続かない人

と思うかも知れません。
でも実は、何度も転職している看護師の方が、自分の欠点も得意分野もよく自覚している人が多いです。
転職の度に何度も「新人らしさ」を味わっているので、いくら経験を積んできたところで、初めて経験する科の看護となると全く歯が立たないという事をわかっているから

自分にもそのような経験があるぶんだけ、他院や他科から異動してきたスタッフに対して割と寛容なところも特徴です

何らかの悩みから転職を考えている皆さんは、あまり転職すること自体をマイナス要素と考えず、
「転職経験をプラスに変えるために何が出来るのか…」
という気持ちに切り替えてみましょう

「ところ変われば、看護も患者層も変わる…」
という事を体感しているというのも、ひとつの強みです

もちろん私は
「なにか気に入らないことがあったらすぐに辞めて次を探そう

と言っているわけではありません

「なぜ自分は転職することになったのか」
「次の職場での自分の目標は何か」
…自分の気持ちにしっかりと向き合って、ステップアップに繋げて下さい


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