私は看護師五年目。
同僚たちと、なんで看護師になったのか?という話をしたことがあります。
たいていの人はナースキャップに憧れて…とか、人の役に立ちたかったから…とか言っていました。
小さい頃からなりたくて…とか。
『看護師』という職業に憧れを抱いて、志す人が多いんだけど、私はそうじゃありませんでした。
私の理由は…『なんとなく』だったんですね。
癌で亡くなったばぁちゃんが「看護婦さんか医者になってほしい」って言ってたから、じゃあそれでもいいかなって思って看護学校に入ってみたんです。
実際働いてみると、理想と現実のギャップに悩む人が多いのですが、私は憧れというものが全くなかったためか『こんなもの』と思い、目の前の仕事をこなすことだけを精一杯こなしていきました。
そんな看護師の仕事ですが、年数が経つに連れ、視野が広くなり、看護とは何かを深く考えるようになりました。
看護師は憧れだけを抱いているとガッカリします。
精神的に参ってしまう人も多いし、泣きたくなる時もあります。
でも、それだけではありません。
とてもやりがいのある仕事です。
患者さんという人間を毎日相手にする職業なので、毎日が学びの場でありますし、いろんなことを患者さんから教えてもらえます。
病気のこと、その病気になったときの気持ち、今の気持ち。
家族への思い、私たちへの要求、希望。
たくさん学ばせてもらっています。
ストレスも多くたまる職業ではあありますが、私は、こんなに人間を知ることができ、自分自身がこんなにも成長できる職業はないと思っています。
『なんとなく』で選んだ仕事だったが、私はこの仕事が大好きです。
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