私の母方のばあちゃんは私が小6のときに亡くなりました。
記憶に残っているのは小3か小4のときくらいから入退院を繰り返していたというくらい。
病名も、あの頃は「死ぬ」ということがどういうことか分かっていなかった気がします。
なんでか知らないけど、絶対元気になる!!って自信があったというか。
今思えば、幼い私や弟に知られないように両親だったり、まわりの人だったり配慮してくれてたのかもしれません。
でも、いつだったか「死」というのは誰でもいつかは訪れるんだって知った時、とてつもなく恐い気持ちになりました。
また入院することが決まったとき、ばあちゃんはこのまま帰って来ないんじゃないかってすごく不安になって、ばあちゃんの前で大泣きしてしまいました。
今思えば、ばあちゃんはそのときから自分の病気だったり、余命だったり、分かってた気がします。
ばあちゃんも涙を流して「お前はお医者さんか看護婦さんになって、ばあちゃんみたいな人をいっぱい助けてけろな。」って私に言ってくれたんです。
「うん、うん、約束する。」とばあちゃんと約束。
それから私は医療や福祉に興味を持ち、今の道に進もうと決心しました。
もちろん、迷いはありませんでした。
これで天国にいるばあちゃんが笑ってくれているのなら…。
これが私が看護師になった理由です。
どうしてもなりたかったわけじゃない。
でも、他の職業に目移りしなかったのは、ばあちゃんの存在があったから。
これからも見守っててね!ばあちゃん!
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