看護師なら誰もが一度は目の当たりにし、ヒヤッとした経験があるもの。
与薬に関するインシデント💥
厚生労働省のインシデントの統計でも常に上位にあがっており、働く看護師には避けて通れない出来事です。
私も数々、お薬に関するインシデントを経験してきました。
多いのは、お薬の与薬忘れ。
他には、疼痛時のとんぷく薬などスタッフの連携不足で患者さんに重複して渡してしまい、過剰投与になってしまったり⚡
名前が似ている患者さんがいたために、他の患者さんのお薬を間違って渡してしまったり💦
医師の処方箋が間違っていて、ありえない量の薬がオーダーされていた…‼なんてことも。
これは、新人もベテラン看護師も、年齢や経験に関係なくみんなやってしまうことなんです。
しかしお薬は一歩間違えると患者さんの命を脅かしかねません。
私の経験上、お薬のインシデントが起こりやすいのは朝(夜勤帯)でした。
疲労や眠気、「もうすぐ仕事が終わる〜☀」という気の緩みがインシデントを招いてしまうような気もします💨
ナース服を着ている間は、気持ちをしっかり切り替えプロとして目の前の患者さんのことに集中しましょう。
そしてお薬に関わるときには必ずお薬の5Rを忘れないようにしましょう。
Right Patient(正しい患者)
Right Drug(正しい薬剤)
Right Dose(正しい量)
Right Route(正しいルート)
Right Time(正しい時間)
ですね💡
アメリカではこの5Rに加え
Right Patient Education (正しい患者さんへのお薬指導/教育)
Right Patient Drug History(患者さんのがどんなお薬を飲んでいるか、飲んできたか薬歴を正しく知っておく)
Right (known) Drug Allergies(患者さんの薬のアレルギーの有無を正しく知っておく)
Right Drug (to drug) Interaction(薬の飲み合わせ、食べ物との組み合わせなどについて正しく理解しておく)
Right Documentation(与薬に関する看護記録を正しく記載する)
を合わせた10Rが、看護師のお薬のゴールデンルール✨として知れ渡っています❗
スタッフ一人ひとりが危険意識を高めていかなくてはいけないのですね。
しかしどんなに気をつけていても人間誰でもミスを起こしてしまうもの💨
ヒューマンエラーは決してなくなることはない、と言われています。
もしインシデントが起こってしまった際には、スタッフみんなで受け止めてきちんと話し合い、今後の事故予防に努めることが一番の対策です。
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