
最近、男性の看護師はどんどん増えていますが、まだまだ女性が多い看護師の現場。
中にはほとんど女性ばかりの部署で肩身の狭い思いをしている男性看護師もいるのではないでしょうか💨
そんな中、ひときわ男性看護師が多く活躍する部署があります💡
それは精神科です❗
精神科では男性看護師の存在は必要不可欠と言っても過言ではありません。
今日はなぜ精神科で男性看護師が必要か、どのような役割が求められるのかお話したいと思います。
精神科で男性看護師の力が特に必要になるとき、それは暴れる患者さんを力づくで抑えなくてはならない場合💥
暴力行為がある患者さん、アルコール依存症の離脱症状など疾患のために錯乱状態にある患者さんなど、やむをえず隔離や身体拘束を行わざるを得ないとき、鎮静薬を注射するなど医療処置が必要な場合など
このような精神科特有のシチュエーションにおいて、身体拘束や医療処置をしようとすると患者さんはますます抵抗を示してさらに暴れたりすることも多く、どうしても女性だけで対応するのは危険が過ぎる状況です。
そこで男性看護師には、患者さんをなるべく刺激させないコミュニケーション技術や、患者さんの苦痛を最小限に留めつつ、素早く身体拘束を行う技術などが求められます。
そしてそのために何より大切なのは患者さんが今どのような状態にあるのかしっかり観察する力、そして冷静で的確な判断を下す力
身体拘束をするのであればそれは本当に必要か、スタッフとの連携方法、人数調整、安全に押さえつける方法やGOサインを出すタイミング…など瞬間的に観察と判断が必要です。
また、患者さんとのコミュニケーションにおいても、男性看護師が必要な場合もあります👀
精神科では患者さんの抱える疾患やその背景、状況などそれぞれ異なります。
女性看護師に話を聞いて欲しいという患者さん、男性のほうが接しやすいという患者さん、もちろんそれぞれいらっしゃいます。
なので患者さんの個別性に合わせ、かかわる看護師の性別や年齢も考慮しながら患者さんとの関係づくりを試みます。
例えば、女性にちょっかいを出すような態度や差別的な発言をする患者さん、女性と関わることが苦手な男性患者さんなどは男性看護師が対応するようする…なんていうのも度々ある話♒
さらに精神科は患者さんの生活の場でもあるので、入浴など生活全般の支援が必要な場合に男女ともに看護師がいることが必要なのです。
このように男性看護師に求められる役割が大きく、男性の需要が高い精神科。
もちろん暴力を受けたり怪我をする可能性は女性に比べて高くなりますし、緊迫した状況にストレスも大きいかもしれませんが、男性看護師の存在は実に頼りになります☀
同僚にも男性がたくさんいるので、男性看護師にとって気分的にも働きやすい場であると言えるでしょう✨
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